前回の記事でホアヒンについてご紹介しましたが、今回はそんなホアヒンーバンコク間のアクセスについてご紹介していきます。
いくつか交通手段がありますが、今回私は鉄道に乗ったので、その実体験をもとにチケットの購入方法から実際に3等車(エアコン無し)に乗ったリアルな感想も踏まえてシェアしていきます♪
ぜひ、最後まで見ていただけると嬉しいです。
バンコク⇄ホアヒン間の5つの交通手段(料金・所要時間)
バンコクからホアヒンへは以下の5つの交通手段があります。
- ロットゥー(ミニバン)
- 鉄道(国鉄)
- 長距離バス
- タクシー・配車アプリ(Grab)
- チャーター車
それぞれ料金・所要時間をまとめてみました。
交通手段 | 所要時間 | 料金 |
ロットゥー(ミニバン) | 約3.5〜4時間 | 200〜600バーツ前後 |
鉄道(国鉄) | 約4時間 | 100〜2,000バーツ前後(等級による) |
長距離バス | 約3〜4時間 | 200〜400バーツ前後 |
タクシー・配車アプリ(Grab) | 約3時間 | 2,000〜3,000バーツ前後 |
チャーター車 | 約3時間 | 2,000〜3,000バーツ前後 |
バンコクからはいろんな行き方がありますが、価格帯も・乗り心地も様々なので、ご自身の旅の目的や予算にあった交通手段を選んでみてください。

こんな方におすすめだよ!
ロットゥー・長距離バス・鉄道
→1人・少人数旅行向き・安価(ローカル感を体験したい方・安く行きたい方)
タクシー(配車アプリ)・チャーター車
→グループ旅行向き・価格高め(荷物が多い方・快適安心な旅がいい方)
私はいつもタイにいる家族の車でホアヒンへ行っていたのですが、今回”鉄道を体験してみよう!”と思い立ち、ホアヒン→バンコクへの帰りに鉄道を利用しました。
バンコク→ホアヒンの流れではないですが、チケットの買い方や鉄道は同じなので、ぜひ参考にしていただければと思います^^
タイ国有鉄道でバンコク⇄ホアヒンの旅
私の体験談をもとに鉄道について、チケットの購入方法や乗り方、雰囲気、快適さなどを詳しくシェアしていきたいと思います。
ホアヒン→バンコクの列車に乗ったので、バンコクの駅内の解説ができないので申し訳ないです。
ただチケットの購入や乗り方、電車は同じなのでぜひ参考にしてみてくださいね♪
チケット価格・購入方法
チケット価格
タイ国有鉄道は等級(席のグレード)があり、それぞれチケットの価格、購入方法が変わってきます。
座席の等級 | 購入方法 | 価格帯(ホアヒン⇄バンコク) |
3等車(エアコン無し) | 窓口のみ可(当日1時間前〜) | 約94〜250バーツ |
2等車(エアコン無し) | オンラインまたは窓口(60日前〜) | 約150〜300バーツ |
2等車(エアコン有り) | オンラインまたは窓口(60日前〜) | 約150〜500バーツ |
2等寝台車(エアコン無し) | オンラインまたは窓口(60日前〜) | 約250〜300バーツ |
2等寝台車(エアコン有り) | オンラインまたは窓口(60日前〜) | 約400〜800バーツ |
1等寝台車(エアコン有り) | オンラインまたは窓口(60日前〜) | 約800〜1,500バーツ |
それぞれ価格帯に幅があるのは、列車の種類、時期、予約状況、寝台車の上段下段、窓口orオンライン購入等によって変動するからです。(調べるといろんな価格が出てきて結構ややこしいです)
※ご予約・詳細はタイ国鉄公式サイトからご確認ください。
※12GOというサイトからも予約ができます。
一番安いのがエアコン無し(扇風機有)3等車で4人掛けのボックス席で、タイ人が多く利用していて一番ローカル感を味わえます。
快適さを求めるならエアコン付の2等以上(2人掛けクッション厚みのある座席)にするのをおすすめします。
ただ、バンコクーホアヒン間は4時間程なので個人的には寝台車ではなくてもいいかなというところ。
また、今回私が買った3等車のRapid(快速)は94バーツ/人(約427円)でした。

4時間乗って約427円は安!!てなりました。笑
快適さは置いといてこんな安かったら乗ってみるのもあり!
チケット購入から乗車まで
今回私は、事前調べをせずに、2等車エアコン有りを買おうと出発の二日前に窓口へ行きましたが、すでに完売しており、購入できるのは当日販売のみの3等車でした。
3等車以外はオンライン事前予約ができるので、事前に予約しておくのがベターです。
※ご予約・詳細はタイ国鉄公式サイトからご確認ください。
※12GOというサイトからも予約ができます。
𖤐˒˒ホアヒン駅窓口でのチケット購入方法𖤐˒˒

3等車は当日出発の1時間前からチケット販売開始となる為、早めにいくといいです。

【Ticket】と標識が出ているので矢印の方へ進んでいきます。

【Information】とかいた窓口があるので、ここで目的地を伝え、チケットを購入します。
※パスポートの提示が求められるので必ず持参しましょう!!
※500バーツ以上の場合のみクレジットカード支払いができます。
3等車は当日1時間前からの販売のみの為、朝5時に駅へ行きましたが、隣り合わせのチケットはなく、別々の席でしか取れませんでした。
私たちが乗ったのはRapid(快速)の3等車だったので座席指定がありましたが、Ordinary(普通)3等車だと座席指定がない自由席のようです。
朝6時の電車に乗りたかったのでチケット購入のため5時に行きましたが、なんと電車が1時間半くらい遅延し、駅には売店やコンビニなどはないのでここに座って2時間半待つことに・・・(涙)

そして出発時刻の10分前くらいにゲートが開き、プラットフォームへ上がって行きました。

プラットフォームに駅員さんが立っていてチケットを見せると指定の号車の場所を教えてくれるので、その辺で待ちます。
ただ、車両に日本みたいな”○号車”と大きく書いていなくて分からなかった為、乗る際にも駅員さんにどの車両か教えてもらってなんとか乗車することができました。
【車内の様子】3等車(エアコン無)

座席・荷物置
座席の背もたれは直角でクッション性はほぼない4人掛けボックス席で、エアコンがないので窓が全開です。
座席はクッション性がないので短時間なら大丈夫ですが、4時間座りっぱなしは結構きつかったです。
荷物は頭上の荷物置きへ置くしかないのですが、私たちはスーツケース大・中・小と持っていて、全ては乗せれず、通路に1つ置いていました。
通路は狭く、かなり人が行き来するので、荷物は最小限にしておくことをおすすめします^^;
気になる暑さですが、空気は暑いが窓が開いているので風は入って気持ちいいという感じ。
ただ、日差しが直に入るとかなり暑くシャッター?を閉めると風が入らず暑い・・・。の繰り返しでした。笑
快適ではなかったです(^_^;)
車内販売
社内では、ご飯やスナック、飲み物などを売っている人が常に行き来していました。
タイ料理(ガパオライス、カオマンガイ等)や、スナック(とうもろこし、海苔菓子等)、フルーツ、ジュース、ホットコーヒーなど様々な商品をいろんな人が持って歩き回っています。
ポットを片手に紙コップでホットコーヒーを売っている人もいて、なんとも斬新!笑
乗客
ホアヒンから乗車した際には私が乗った車両はすでに満席状態でした。
タイ南部から来ているイスラム系の方が多い印象で、観光客よりローカルの方が利用している車両という感じでした。
重いスーツケースを棚に上げるのを手伝ってくれたり、旦那と席がバラバラだったんですが、隣の席を譲ってくれたり、乗っている人はいい人が多かったです♪
3等車(エアコン無し)正直レポ
まさかこんな暑いタイでエアコン無しの電車に4時間も乗ることになるとは思ってもいなかったのと、想像もできていなかったので、私的には良くも悪くもとてもいい経験となりました!
今回3等車に乗ってみての正直な感想は、、
”すごく貴重な経験ができた!!けど、2回目はいいかな!” です。笑
荷物が多い方や大きいキャリーケースを持って行く方にはあまりおすすめしませんが、
バックパッカーの方など交通費はとにかく安く抑えたい方には鉄道3等車はおすすめです。
3等車はこんな方におすすめ!!
- とにかく交通費を安くしたい方
- ローカル感を体験したい方
- 荷物が少ない方
- 時間に余裕がある方
- 少人数で移動する方
- 暑さに強い方
個人的には次回は、事前にオンラインで2等車エアコン付席を予約しようと思います。
ただ、1回は経験できてよかったなと思います。窓の外の景色は壮大だし、デジタルデトックスできたり、
ローカルの人たちの暮らしの中に少し入れた感じがして、こういうのも旅の醍醐味じゃないですか?^^
おわりに
日本では経験できないようなことがタイではたくさんできるので、今回の電車もローカル感を味わいたい方はぜひ挑戦してみてください♪
なんだかんだ、乗り終わった後は面白い経験ができて楽しかったな♪と思えます。笑
タイへ旅行に行かれる方の参考に少しでもなれば嬉しいです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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