こんにちは。オーストラリア情報を発信しているkoalalaです。
今回はワーホリ/留学中の滞在先についてご紹介していきます。
まず、選択肢としてはホームステイ、シェアハウス、学生寮の3つがあります。
それぞれの特徴や注意点とメリット、デメリットを紹介していきます。
私がワーホリをしていた時は、ホームステイ1ヶ月、その後シェアハウスに移りました。
経験談も含めて解説していきます^^
住む場所①ホームステイ
ホームステイとは、現地の家庭に滞在させてもらい、生活様式、文化、言語を学びながら家族と一緒に生活する滞在方法です。
語学学校や留学エージェントなどを通して契約している家庭に滞在します。
こんな家族構成が良いとか、ペットの有無など希望を言うことはできますが、基本的にはこちらから選ぶことはできないので、決められた受け入れ先の家庭に行きます。
ただし、実際に生活してみて相性が合わないなどの理由でステイ先の変更を申し出ることも可能です。
ホームステイ:注意点
各家庭ごとにハウスルールがあるので、入居する際に確認しておく必要があります。
(門限、入浴時間、掃除、就寝時間、食事時間、Wi-Fi使用方法など)
慣れない英語や外国の文化で初めは戸惑いもあると思いますが、分からないことはホストファミリーに必ず確認するようにしましょう。
オーストラリアの家庭でよく聞くルールではシャワーの時間です。
家によってはシャワーのお湯の出る時間が5分までなど決まっていることもあります。
また食事に関してホームステイの費用に含まれている範囲や、キッチンの使用方法なども確認しておきましょう。
大半のホームステイでは平日は朝夕の2食、土日は3食が含まれています。
勝手に食材を使ってしまってトラブルなんてことにならないように、、、。
ホームステイ:メリット
オーストラリア現地の家族の生活を体験できる
これはホームステイの醍醐味ですね。ローカルな家庭の生活習慣や生活様式、またその国の文化を一 緒に生活しながら学べます。また積極的にコミュニケーションをとることで、言語習得のスピードも速くなります。
英語環境に身を置ける
ホストファミリーとは英語でのコミュニケーションになるので、家でも英語環境に身を置くことがきます。英語環境に身を置くことで確実に言語習得のスピードは速くなります。
第2の家族ができる
ホームステイの期間が終わった後でも連絡を取り合って、ご飯に呼んでくれたり、困った時には助けてくれるそんな本当の家族のような関係が異国の地にできるのはとても嬉しいですし、何より宝物になります。
私はとても素敵なホストファミリーで、学校初日には学校まで一緒にバスに乗ってくれたり、契約では朝夕2食しか含まれていなかったのにランチも毎日持たせてくれたり、週末には遠出に連れていってくれたり、本当の娘のように接してくれました。
期間が終わった後も何回かお家へ呼んでくれました。
ホームステイ:デメリット
門限などハウスルールがあり行動に制限がある
各家庭ごとにハウスルールがあるので初めに確認しておきましょう。
門限や就寝時間、食事の時間、入浴の時間などが決まっていたりするので、少し行動に制限があります。
学校の友達と放課後に遊びに行ったり外食する場合は事前に連絡しておく必要があります。
相性が合わない場合もある
全く違う国の違う家族と生活するので、どうしても相性が合わなかったり理解し合えないこともあります。また、稀にあまり深い関係になれないホストファミリーもいます。
最低限の生活環境、食事の提供で家族の外出に入れてもらえなかったり、あまりホストが家にいなかったり、小さい子供がいる家庭でベビーシッターのようなことをさせられたり、食事が合わなかったりと私も周りの友人から様々なホストファミリーの話を聞きました。
費用が高め
シェアハウスなどより費用は割高です。
費用はかかりますが、それだけの価値はあります。ローカルな家庭料理や生活を体験できるのはとても良い経験になります。
都市などによって価格帯も変わってきますが、だいたい1ヶ月で12万〜15万円ほどが相場です。
住む場所②シェアハウス
シェアハウスとは複数人で一つの家やアパートの一室を共有して滞在する方法です。
多くの留学生やワーホリの人がこの方法で生活しています。ホームステイや学生寮より費用を安く抑えれるからです。
自分でサイトなどから物件を探し内見に行き契約する方法が一般的ですが、友人などを通じて紹介してもらうこともあります。
その家のオーナーが一緒に住んでいるパターンとオーナーは別の家に住んでいるパターンがあります。
また一人部屋なのか二人部屋なのか、男女共同なのかなどシェアハウスといっても様々な形があります。
シェアハウス:注意点
シェアハウス探しでは注意する点がたくさんあります。
必ず内見(インスペクション)に行く
これは必須です。実際に行ってみると写真と違ったり、とても汚かったり、不便な場所にあったりします。
どんな人が住んでいるのか、ハウスルールはあるか、など内見の時には質問事項を必ず考えておきましょう。
どんな人が住んでいるか確認する
男女共同か女性のみか、どんな国籍の人がいるのか。
安全面を考えると女性のみの家の方がお勧めです。
また住人以外も家に入れる場合、ルームメイトが毎週家に友達をたくさん呼んでパーティをするような人かもしれません。
ハウスルールと合わせて住人がどんな人かあらかじめ確認しておきましょう
家賃に含まれる範囲を確認する
家賃に関してはトラブルの原因になりやすいです。
光熱費、水道代、保証金、退去時費用など家賃に含まれているものとそれ以外にかかってくる費用を確認しておきます。
ネット上では家賃○○ドルと記載があっても実際に内見に行って聞くと、光熱費、水道費は別だったりすることもあります。
経験談
私も実際に2回シェアハウスの引越しをしたのですが、
1軒目はオーナーが一緒に住むパターンで、オーナーが勝手に部屋に入ってきたりベッドメイキングせずに学校に行ったら怒られたり、ハウスルールがたくさんあり、トラブルもありました。
2軒目はオーナーが個人ではなく会社で、こちらもハウスルールがたくさんあって、毎週掃除当番があったり抜き打ちチェックにこられたり、家賃に全部含まれていると思っていたら退去時にそれまでの光熱費・水道代などの名目で別途一括請求があったりしました。
英語でのやり取りなので難しい部分もありますが、トラブル防止、自分を守るためにも入居前に疑問点は全て明確にできるよう、内見の時にたくさん質問しましょう。
シェアハウス:メリット
多国籍同年代の友達ができる
これはシェアハウスの醍醐味ですね。
シェアハウスに入る人は多くが留学やワーホリできている人なので、様々な国からから来ている同世代の人と一緒に生活することができます。
多国籍の友人ができ、新たなコミュニティを作れたり、オーストラリア以外のそれぞれの国の文化や生活習慣なども共有し合えます。
またワーホリで語学学校を卒業した後でも必然的に英語漬けの毎日になり、日常会話でアウトプットの毎日です。
ここで陥りやすいのが、日本人コミュニティに依存してしまうこと。
やはり国が違えば文化や習慣、価値観も違うので一緒に生活するにはお互いに理解し合うことが必要で、日本人と住む方が楽に思うかもしれません。
日本のサイトから家探しをすれば日本人ばかりが住んでいる家やアパートもあります。そこで日本人といる方が楽になり、日本人コミュニティに依存してしまうと、正直英語を使わなくても生活できてしまうので注意が必要です。
家賃を抑えられる
ホームステイや学生寮に比べて断然費用は抑えられます。
シェアハウスにもその物件によって条件が様々ですが、一軒家やアパートの一室を複数人で共有し、ベットルームを一人で使うオウンルームと2人で使うシェアルームがあります。
費用を安く抑えたければ、シェアルームをお勧めします。ただ、シティから離れた郊外など場所によってはシティのシェアルームより安くオウンルームに住めたりもします。
自由度が高い
ホームステイだとホストファミリーとの生活のため、ホストのハウスルールに従う必要がありますし、ある程度気を使う場合もありますが、その点シェアハウスは、全て自分で管理することになるので、自分の時間で食事や外出ができてある程度自由です。
シェアハウスにもハウスルール(共有スペースの掃除当番や部屋の使い方等)はあると思うので、その点は注意して確認しましょう。
経験談
私は個人的に英語環境に身を置き続けたかったので、家探しは英語のサイトから探し、日本人の住んでいない家を選んでいました。
結果、イギリス、フランス、トルコ、アルゼンチン、韓国、チリ、コロンビア、など多国籍の友人ができ、一緒にご飯を食べたり、出かけたり、生活を一緒にすることで英語を使わざるをえない環境で英語力も身につきました。
特にイギリス出身の子と生活していた時はネイティブの使う単語や表現をたくさん学べたし、教えてくれたので英語力爆上がりでした!
また私の住んでいたアパートにはジムや屋外プール、BBQエリアなどがついていてとても便利でした!
シェアハウス:デメリット
知らない人と住むという不安がある
日本ではシェアハウスはあまりメジャーではないのでイメージが湧きにくいですよね。
異国の地で違う国の人と同じ家に住むのは、プライベート面や、安全面でも不安になります。
特にシェアルームの場合、完全に自分だけの空間がないので、お金やパスポートなどの貴重品の管理には注意が必要です。
ちなみに私はずっとシェアルームでしたが、大事なものは鍵のかかるスーツケースにしまって管理したり、幸運にもルームメイト達はとてもいい人ばかりだったので、問題なく過ごせました。
プライベート空間がない
オウンルームの場合はベッドルームがプライベート空間になりますが、シェアルームの場合、完全に一人だけになるスペースがないです。
また、共有スペースもお互いに使いたい時間が重なるのがプチストレスになることもあります。
(お風呂の時間、トイレの時間、キッチンを使う時間等)
価値観や文化の違いでトラブルになることも
育った国や環境が違うので、生活習慣や価値観が違うのは当然です。日本人同士でも同じですよね。
当たり前だと思っていたことが他の国の人からすると当たり前ではないのです。
トラブルになる前にお互いに気になることを伝え合う時間もお互いが安心してシェアハウスをする上で必要になってきます。
経験談
私は2人のルームシェアが2部屋ある4人でのシェアハウスに住んでいたのですが、幸運にもみんな生活時間がバラバラだったので、一人で家にいたり部屋にいたりすることも少なくなかったのでそこまでストレスを感じずに過ごせていました。
ただ、トイレとシャワーが同じ空間にあったので、めっちゃトイレ行きたいと思った時に誰かがシャワーに入ったりした時はプチイラっとしたりしてました。
幸い私の住んでいたアパートは1階のフロントにも公用トイレがあったのでそこに駆け込んだりしたことも何回かあります。笑
もう一つは、共有している食器の枚数が少なかったので使ったらすぐに洗わないと次に使う食器がないという状況になるのですが、あるルームメイトは食べたあとそのまま食器を放置していくのが当たり前になっていて結局そのあと使う人が洗って使うということが何回もあり話し合いをしたこともあります。
シャワーする時は「シャワーするけどいい?」的な感じで聞いたりお互いのちょっとした気遣いやお互いに思っていることや気になることはその都度話し合って解決していくことが仲良く共同生活をするコツかなと思います。
私もルームメイトとは何回か気になっている部分など話し合ってルールまではいかないですが、お互いに理解してこうするといいよねって感じで”プチイラッ”の解消をしていました。
こればっかりは実際に住んで生活をしてみないと分からないですが、、
住む場所:③学生寮
学生寮は学校の施設内にある場合と外にある場合があります。
留学生だけでなく地元の学生も利用しているところもあります。
キッチンや洗濯機などが部屋についているタイプと共有スペースにあるタイプ、一人部屋タイプや二人部屋タイプ、施設内にジムやカフェ、ダイニングルーム、シアタールームなどがついている寮もあります。
その寮によって様々ですが、光熱費や水道代などは通常料金に込みなので学生にはありがたいです。
学生寮:メリット
学校までが近い
学校の敷地内にある場合と外にある場合がありますが、いずれにしても学校から近くに位置していることが多いので通学時間が短く便利です。
同じ目標を持った多国籍の友達ができる
複数の学校の生徒が滞在している場合、他の学校の生徒や地元の学生とも交流することができます。
学校以外でのコミュニティ作りができるのは初めての場所ではとても心強いです。
セキュリティ的に安心・安全
各部屋には鍵がついていて、入り口もオートロック付などセキュリティ面では一番安心して滞在できます。
学生寮:デメリット
費用が高め
学校が管理していたり、ジムやダイニングルーム、BBQエリアなどの施設の充実していることなどから、シェアハウスより比較的費用が割高にはなります。
ただ、光熱費や水道代などが含まれているほか、施設も綺麗で他のシェアハウスより充実していたり、立地もよく交通費が削減できることなどを考えると、全然元が取れる気がします。
ワーホリで来ている人の中には、渡豪後初めの1、2週間や1ヶ月のみ学生寮に滞在しそのあとはシェアハウスに移る人も多くいました。
空き部屋がない場合がある
留学生だけでなく地元の学校に通う他の週から来ている学生などいて人気のため、滞在したい期間に空き部屋がないこともあります。
また、次の家が見つからず延長したい場合もギリギリになると次の学生が入っていたりして延長ができない場合もあるので、早めに空き状況を確認しておきましょう。
まとめ
滞在方法は3つ
ホームステイ
シェアハウス
学生寮
目的別おすすめ
ホームステイ・・・・・オーストラリアの家庭でローカルな生活を体験しながら言語や文化も学びたい
シェアハウス・・・・・費用を抑えていろんな国の人と生活してみたい
学生寮・・・・・・・・初めての海外で少し不安。安心できる生活で勉強に集中したい
どの滞在方法にもメリット・デメリットがあります。
実際に生活してみないとわからないこともたくさんありますし、一回住んでみて合わないと思ったら引っ越せばいいので、まずは自分がどんな生活をしたいのか、何を目的にしているのかなど、自分の優先事項を考えて、それらと一番フィットする方法を選ぶといいと思います。
個人的には初めの1ヶ月はホームステイ、その後シェアハウスに移るのがオススメです。
現地の家庭の生活を体験することは中々できないので、一度は経験してみるのもいいと思います^^
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